3. KP州産開発を通じた生計向上プロジェクトの実施


【国】 パキスタン国
【期間】 2021年1月~2025年1月(4年間)
【実施機関】 KP州畜産局
【案件分野】 KP州のハザラ地域の3県(アボタバード県、マンセラ県、ハリプール県)の小規模畜産農家に役立つ適正技術を開発し、畜産普及基盤を整備し、生乳・乳製品の供給チェーンを実証する。このプロジェクトは(株)熱帯畜産コンサルタント、(株)アジア共同設計コンサルタント、そして(株)ティエーネットワーキングが共同企業体を結成して実施中である。 厳しいコロナ禍ではあったが4月に渡航し、第1回JCCを開催し、基本活動計画を合意した。
【詳細内容】

指導する分野は畜産技術開発、畜産普及、飼養管理、繁殖/家畜衛生/人工授精、牛乳マーケティング、研修、ジェンダーの9分野である。
達成すべき成果は、

 

【上位目標】
ハザラ地区対象地域の生乳生産を行う小規模畜産農家の生計が向上する。

 

【プロジェクト目標】
対象地域の小規模畜産家の生乳・乳製品生産増加を支えるサービスが改善する。

 

【成果】

  1. 生乳生産増のための酪農適正技術が、異なる社会・自然条件下のパイロット農家において、ジェンダーの役割に配慮されながら実証される。
  2. モデル村の普及活動の実施を通して、官・民畜産技術者の、酪農適正技術を普及するための知識・能力が向上する。
  3. 小規模農家の収入向上のため、生乳・乳製品のマーケティングと供給チェーンが改善される方策が提示される
オンライン会議
ハイブリッド式オンライン初回合同委員会会議
技術者 協議 会議
技術者達との最初の協議

2. ハイバル・パフトゥンハー州畜産開発を通じた生計向上プロジェクト準備調査 へ